私今年で32歳になるのですが、昔から比較的好奇心旺盛で、何事もやってみないとわからないという質でとりあえず行き当たりばったりで挑戦してしまう心情です。

そんな中、この年になってヘアデザインコンテストのコンテストモデルをやらせて頂く機会があり、体験談を書いてみようかと思います。

といってもすでに1年以上前の話です。

なお、なんとなく特定されることを避けたいため具体的なコンテスト名などは伏せます。 当日はほとんどカメラを使う余裕がなかったので写真もほとんどないです。

コンテストまでの流れ

2016/08	いつもいく美容室にてモデルの打診を受ける → ちょっと考えて翌週OK返事
2016/08~10	練習とか衣装合わせとか
2016/10	2日前から準備 → 地方予選 → 無事通過しファイナルへ
2017/01~02	練習とか衣装合わせとか(再び)
2017/02	2日前から準備 → ファイナル → 残念ながら入賞ならず

なお、コンテストは平日開催なので、当日と前後1日の3日間有給を取って挑みました。

準備

ヘアデザイン

美容師さんが本番の髪形を決めるために、髪質や、パーマのかかり具合を少しチェックされます。 私の場合はいつもお願いしている方だったのでほとんどチェックもない感じで、髪形を決めておられました。

コンテストは当日できることはカットとセットのみですので、カラーとパーマは事前に行っていく必要があります。私の場合は、2日前と前日の2回に分けてブリーチとパーマを掛けておられました。

衣装

参加者もそれぞれ個性的な衣装を皆さん来ておられました。私の場合はオーダーメイドと美容師さんの手作りでした。採寸や着合わせなどで何日かかかります。

他には古着屋さんから借りてこられたという方もおられました。

コンテストの雰囲気とモデルの仕事

地方予選

ヘアデザインといってもいろんな部門のコンテストがあって、すごい人数の方がおられました。 私はメンズの部門です。メンズは参加人数は少なめで、本流はウィメンズって感じです。

それでも関東の予選だったためか、モデルさんもヘアデザインカタログで見かけるモデルさんなどもおられました（そうです、と担当の美容師さんが言っていました）。

なお、私の仕事は髪を切られてシャキッと立って、シャキッと座ってを2時間くらい。。。 結構疲れます。

なんか業界の有名人もおられたようですが私は知らないので奇抜なおばちゃんとかがいるっ！って感じです。

ファイナル

地方予選よりもずいぶんきらびやかなイベントーーー！って感じです。普段こんなきらびやかなところに行く機会はないのでちょっとテンションが上がります。

全国から選手（美容師）の方々が来られていて、こういう世界もあるんだなーって実感させられます。 私なんかよりもずいぶんと若い選手の方やモデルの方（一回りくらい違う方もいてかなりオジサン感が出ていないか不安になりますｗ）もおられて、美容師の方もモデルも方も切磋琢磨されているんだなと思いました。

私の仕事は、予選より少しハードルが上がります。壇上でポージングして、そのまま会場をグルーっと一周ウォーキングして、シャキッと立って審査を受けることです。

ウォーキングは事前にビデオを見てなんとなく練習しただけです。よかったのか悪かったのかもよくわからず…。ポージングも結局あたふたして終わった感じです。

ちなみに他のモデルさんもそんな感じなのでなにも臆することはないです。

懇親パーティー

ファイナル終了後に審査員の方々や主催者側の方々などを含めて立食パーティー形式の懇親会がありました（予選のときはなかったです）。

選手の方々は審査員から直接フィードバックをもらう唯一の場なので、選手の方からするとこの場が一番身になる時間です。 そのため、審査員の方の周りは基本的に列を作っているか、人だかりができています。

モデルは選手の方と一緒についていって審査員から指導を受けるためのマネキンになります。

報酬

多くの場合、モデルという役割を美容師の方の依頼で受ける形で行いますので美容師の方から謝礼金を出していただくことが多いようです。

私の場合、私の趣味的な、興味本位的な感じで受けたのでそのあたりの話を最後まで全くせずに受けていたので何も考えていなかったのですが、非常にありがたいことに、幾分か謝礼金とをいただきました。 しかもそれだけでなく、衣装は私用にオーダーメイドしたものなのでそれもいただきましたし、何よりメンテナンスということで前後含めて1年くらいカット代、トリートメント代、自宅用トリートメント剤などの代金を受け取っていただけませんでした。

非常に寛大な美容師さんで感無量です。

終えてみて

30歳超えてのモデルはきついですね^^; 周りの美容師さん、モデルさんの若さのオーラになんとなく引けを感じてしまいました。

でも、普段感じることのできない経験ができ、楽しかったです。 次も機会があればやりたいかといわれるとやりたくはありませんが、この歳でこんなことができて良い経験になりました。

もし、モデルをやってみたいという方がおられればデザイナーさんを紹介しますのでご連絡ください。

今回は以上です。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。